ドーピング防止活動について

2011/12/28更新

 ドーピングとは競技能力を高めるために薬物などを使用することで、スポーツにおいて厳しく禁止されています。
 ルールでは禁止表に示される物質や方法の使用またはそれを企てることがドーピングにあたります。ドーピング検査で禁止物質が検出されれば、治療目的であっても制裁が課せられることもあり、ルールをよく理解しておく必要があります。


 では、ドーピングに関して使用可能な薬はどのように調べればよいでしょうか

 基本的には、このページの下の方に挙げている「禁止表国際基準」に記載されていない医薬品(禁止されていない医薬品)を使用すればいいわけですが、成分名で記載されていますし、禁止されている物質・方法の代表例を記載しているものもあり、判断が難しいのが実際です。


 そこで、使用可能薬リストを利用することが便利です。
財団法人日本体育協会は、毎年「アンチ・ドーピング使用可能薬リスト」を発行しています。 競技会検査で使用可能な薬がまとめてあり、コンパクトに持ち運びが可能で非常に便利です。


 もう少し詳しい情報が必要な場合は、「薬剤師のためのドーピング防止ガイドブック」がお役にたちます。 日本薬剤師会が日本体育協会アンチ・ドーピング部会ドーピングデータベース作業班の協力の下、 日本薬剤師会・開催県の薬剤師会で作成したものです。 使用目的別(薬効分類別)に使用可能薬が掲載されています。 2011年版が、2011年6月10日に 日本薬剤師会のホームページで公開 されました。 また、6月27日には、冊子体の販売も開始されました。(2011年版です。ご注意ください)


 また、専門家にまかせることも可能です。 病院を受診する際、または、薬局で薬を購入する際には、医師および薬剤師に、 「ドーピングについて問題ないか」と質問してください。 かかりつけ医師、またはかかりつけ薬局で、薬の確認をしてもらう事は大事です。 使用可能な薬がない場合、TUE(治療目的使用に係る除外措置)を申請することで、使用が可能となる場合もあります。


 さらに、薬の記録を持つことは重要です。病院・薬局では、「くすり手帳」が渡されますが、この手帳にすべての薬の記録を記載してもらいましょう。薬局で直接購入する薬(OTC薬)も薬の添付文書を捨てずに保管しておきましょう。


 どうしてもわからない時、また、不安なときは、各都道府県薬剤師会に設置されています 「 薬剤師会ドーピング防止ホットライン」にご連絡ください。 なお、ドーピングに関する問い合わせは、正確を期すために、 ファクシミリでのみの受け付けとさせていただいていますのでご了承ください。また、対応できる時間が業務時間内のみですので、ご注意ください。


  2009年度より、財団法人日本アンチ・ドーピング機構は、社団法人日本薬剤師会の協力のもと、 「公認スポーツファーマシスト制度」を開始しました。 全国で既に、2009年度には796人、2010年度には、2,309人の薬剤師が認定されています。
 公認スポーツファーマシストは、最新のドーピング防止規則に関する正確な情報・知識を持ち、 競技者を含めたスポーツ愛好家などに対し、薬の正しい使い方の指導、薬に関する健康教育などの普及・啓発を行い、 スポーツにおけるドーピングを防止することを主な活動とします。 2010年の千葉国体、2011年の山口国体での活動内容がいろいろなところで紹介されていました。
 スポーツファーマシストがいる薬局には、 スポーツファーマシストのマークが貼ってあります。 また、お近くのスポーツファーマシストの検索もできます。どうぞ、お気軽に声をかけてください。

 

ドーピング防止に関する情報は下記サイトでご覧いただけます。

 

社団法人 日本薬剤師会
薬剤師のためのドーピング防止ガイドブック2011年版
  (社)日本薬剤師会、(財)日本体育協会アンチドーピング部会ドーピングデータベース作業班、(社)山口県薬剤師会が山口県体育協会等と共同で作成したもので、2011年6月10日、日薬ホームページに全文(PDFファイル:1.51MB)が公開されました。
2011年版です。ご注意ください。
   
公益財団法人 日本アンチ・ドーピング機構
  Japan Anti-Doping Agency:JADA
WADA規定
  世界ドーピング防止規程 2009 (日本語版)  (PDFファイル:660KB)
  2009年1月1日より発効

国際基準 International Standard
  禁止表国際基準 2012年禁止表 (日本語版) (PDFファイル:1.28MB)
 2012年1月1日より発効

 ・日本語版には、下記の内容が掲載されています。 

  2012 年禁止表国際基準 p1

  2012 年禁止表主要な変更の要約と注釈 p11 

  2012 年監視プログラム p15

  2012 年監視プログラム 主要な変更の要約と注釈 p16

  治療目的使用に係る除外措置に関する国際基準 2011(日本語版) (PDFファイル:4.3MB)   2011年1月1日より発効(2012年は変更はありませんでした)
  検査に関する国際基準 2009 (日本語版) (PDFファイル:592KB)  2009年1月1日より発効
  分析機関に関する国際基準
  個人情報保護に関する国際基準
   
日本ドーピング防止規程 2009 version 2.0 (日本語原本) (PDFファイル:520KB ) 2009年1月1日より発効
   
TUE(治療目的使用に係る除外措置)関連書式  
   TUE申請書(4枚目が確認書です) (PDFファイル:1.09MB) 
   TUE申請書 記入例 (PDFファイル:622KB) 
   英語版TUE申請書式(Application Form) (PDFファイル:32KB) 
   JADA吸入ベータ2作用薬使用に関する情報提供書 (PDFファイル:104KB) 
    [ぜんそくアスリート診療協力施設一覧] 
  (日本喘息・COPDフォーラム
   [Japan Asthma COPD Management Forum : JASCOM ]
   へ移動します)
   医師のためのTUE申請ガイドブック 2012年版 (PDFファイル:1.11MB) 
 

※ 日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は、平成24年4月1日以降に実施される 、ドーピング検査について、TUEの申請を事前に行う必要がある対象競技者の範囲を公表すると発表しました( 平成23年12月26日 PDF:112KB)。
  平成24年4月1日以降に実施される指定の競技会へ参加する競技者は、TUE事前申請が必要です。 詳しくは下記をご覧ください。

  ・ TUE事前申請対象者確認フローチャート

  ・ 2012年度 国内のTUE事前申請が必要な競技大会一覧

   
教育啓発用
   

 2011年 ドーピング防止のための選手必携書 (PDF:3MB)  

※ 国体出場選手に配布されていた選手必携書は、2012年版は作成されないとのことです。
  2012年冬季大会より、ドーピング防止ガイドブックが配布されます。
  Web版はこちらでご覧いただけます。

   ドーピング検査 Q&A 2011年1月改訂版 (PDF:620KB)  
   
 

上記以外に、
  ドーピング検査手順を動画で見ることができます。

 また、ドーピング防止について楽しく学習するためのE-ラーニングプログラム「Real Winner]が利用できます。

   
文部科学省
   スポーツ基本法が平成23年6月24日に公布され、平成23年8月24日より施行されました。
 これまで、ガイドラインでの運用であったドーピング防止が、法律として今後運用されることになります。(法第29条)  (文部科学省:スポーツ基本法
  ・ スポーツにおけるドーピングの防止に関するガイドライン(平成19年5月9日)
   
(財)日本体育協会
  国体ドーピング検査
  財団法人 日本体育協会公認スポーツドクター検索
  ドーピング防止 Q&A

カウンター


ホーム


Copyright(C),2011, 社団法人 長崎県薬剤師会