Q なぜ薬物乱用は起こるのでしょうか
A いろんなことが考えられます。おもな問題は下の通りです。

1.好奇心
などで一度使ってみて、とても気持ちが良かったということに始まって、 心地よさや、ワクワクドキドキしたい気持ちを求めてまた薬物を使ってしまう。

2.いぞん性が強い(薬物なしではいられない状態になってしまう)ために、本人がいくらやめようと思っても、自分ではやめることができなくなってしまう

3.薬物を使用していると、だんだんに慣れてきて、今まで使用していた量では、同じような気持ちよさが得られなくなり、そのため、前と同じ気持ちよさを感じようとして、量も、回数も増えてしまう

.薬物が長期間体内にあり続けることで、身体のしくみが、薬物がある状態を普通だとかんちがいして、薬物をやめると、とても強い禁断症状(きんだんしょうじょう=身体中がとても痛くて、叫び出すほどの苦しみがおそってきてしまう状態)が起こるので、やめられない

以上のように、一度だけのつもりで使っても、薬物の方が放してくれないようになってしまうため、 一度でもつかってはいけないのです。