薬物乱用防止指導員の設置
各関係機関と連携して、薬物の乱用によって生ずる弊害を防止するため、積極的な啓発活動の推進を行い、広く県民に薬物乱用に関する正しい知識を普及し、覚せい剤等の薬物乱用を根絶する社会環境づくりを
進めています。 |
■設置の理由
覚せい剤、シンナー等薬物乱用がもたらす弊害は、単に乱用者個人の身体への影響にとどまらず、平和な家庭を崩壊し社会秩序を乱すなど大きな社会問題となっています。近年、薬物汚染は、特に青少年を中心に一般市民にまで深く浸透しており、乱用薬物も多様化の傾向にあり、深刻な状況にあります。
このような問題の解決のためには、単に関係機関の取り締まりを強化するだけでなく、広く県民に薬物乱用による弊害を認識させていくことが最も重要であります。
このため、県が主導し、薬物に関する問題についての正しい知識の普及を積極的に推進するため、地域での指導的な立場にある方々を「薬物乱用防止指導員」として選任し、指導員の皆様にご協力をいただき、日常活動を通じて、家庭・学校・職場等地域社会の隅々まで薬物乱用防止の啓発活動を展開し、薬物乱用のない明るい社会環境づくりをめざします。
■活動内容
a.指導者研修会への参加
県が主催する研修会に参加し、薬物乱用防止に関する知識を深める。
b.啓発活動
指導員の方々の日頃の職責を生かし、日常活動の中で、地域・団体等における会合・集会等の機会をとらえ、啓発資材等を利用して、地域での啓発を行う。
c.関係機関との連携
保健所、警察署、市町村等の関係機関や関係団体等との連携を密にし、効果的な啓発活動を行うとともに、県民からの薬物乱用防止に関する相談に応じる。
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