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保護者の方へ
薬物乱用は、ちょっとした好奇心から始めたケースがほとんどです。
子供は何にでも興味を持って、新しいことにチャレンジしようとします。
それを親がどの程度、把握しているかがポイントです。


1 薬物乱用に対する正しい知識を、身につけましょう。
  親が正確な知識を持って、子供に教えることも大切です。
薬物乱用は「危険なこと・怖いこと」だと、子供に徹底させることが一番重要です。
親が、薬物乱用を軽く受け止めていると、子供はそれを敏感に感じます。
薬物乱用は、ダメ!ぜったい!という親の毅然とした態度が、子供にも伝わります。

2 薬物乱用に対する対処方法を知っておきましょう。
  親がどんな注意を払っても薬物に走る子供たちは出てきます。
その時に適切な対処方法を身につけておくことが重要です。

3 子供の日頃の態度などを、観察しておくことが大切です。
  日常の中で、子供の体調、顔色、態度の変化を見逃さずに、子供に対して関心を持って接しましょう。
また親が関心があることを子供にアピールしましょう。
かすかな変化でも、日頃子供と接していれば、必ず気づくはずです。
忙しい日常ですが、なるべく子供と接する時間を取るようにしましょう。
ただし過度の密着は避けるようにしましょう。逆に子供を遠ざける結果になるかもしれません。
また、親が購入したことのないものなど、持ち物に変化がないかなど、把握するようにしましょう。

4 子供の交友関係を可能な限り把握しておきましょう。
 

日頃仲良くしている友人関係は把握し、友人の親とも連絡を取り合うようにしましょう。
親の目の届かない場所でも、ちゃんとした友人によって、誘惑を退けることができます。
また、日頃子供が立ち入る場所なども、把握しておくことが大切です。
子供がどこに立ち寄るのか、また誰と行ったのかなど、日頃から、出掛ける時には、「いつ、どこに、だれと出掛けるのか?何時に帰ってくるのか?」 について話す習慣を、ちゃんとつけさせることも大切です。
ただし、しつこすぎるのも逆効果です。節度のある接し方を心がけましょう。


5 世代境界「大人と子供の世界がはっきり区別されていること」が大切です。
  親と子供が密着しすぎることなく、親と子供の間にある種緊張感をもった境界線が存在することが重要とされています。
例えば寝る時間が違ったり、会話の内容が違ったり、 他様々な事項が考えられます。
子供たちにとっては若干窮屈なところがありますが、その分親に無条件に依存し、甘えていいことが保証されています。
例えば、金品で愛情を購おうとするなど、子供にとっては金品を与えられるより、愛情を十分に示すことの方が、親と子供の絆は強くなります。